クラビリン
クラビリンは有効成分にレボフロキサシンを配合したSTD治療薬になります。
日本国内でもクラミジアや淋病などと言った感染拡大の多い性病には、医療機関でレボフロキサシン錠として処方される医薬品です。
クラビリンの先発薬であるクラビットは世界的にも知名度の高い抗生物質として知られ、病原菌の増殖を防ぎ、症状を緩和、菌を死滅させる効果があります。
クラビリン自体は日本国内で承認されていないため処方されることがありません。
しかし同じ有効成分を持つため、クラビットと同じ効果を発揮しながら、ジェネリック医薬品のため価格を3/2程度に抑えて購入することができます。

クラビリンの特徴
クラリビンは前述したように、クラビットと同じ有効成分を持ち合わせた治療薬です。
薄いピンクの丸型となっており、日本で処方されるレボフロキサシン錠とは少し形状が異なりますが、ジェネリック医薬品は飲みやすさを考慮して成分の変更がなければ、味や形状は変更しても良いとされているため、効果は同等の物となります。
成分量は250mgと500mg、2種類用意されており自分の症状に合わせて服用できるよう工夫されています。
クラビリンの開発、そして販売はインドのレクメズ社が行っています。
レクメズ社はクラビリンだけでなく、同じ性感染症治療薬であるジスリンなど幅広いジェネリックを展開し、他社よりもリーズナブルな価格で販売されている特徴があります。
また最大の特徴は、インドで製造販売を行っているのにも関わらず、日本人監修者が在住して管理していること。
これによって日本人に合った医薬品を製造することができ、服用のしやすさ、衛生面なども安心できる製品に仕上がっています。
レボフロキサシンを配合した数多くのジェネリックがある中で、選びたいポイントを探すとすれば、日本人が監修しているかどうか、ここがとても大切なポイントだと思います。
クラビリンの効果・効能
クラビリンの有効成分はレボフロキサシンです。
レボフロキサシンはニューキノロン系の抗生物質に入る治療薬で、細菌が増殖するのを防ぎ、症状が悪化する前に菌を死滅させてしまう効果があります。
菌は分裂して増殖を繰り返し、体内で繁殖します。
クラビリンは細菌のDNAが複製されるのを防ぐことで、確実に菌を死滅させることができる薬です。
クラビリンは主に以下のような疾患に使われる場合が多いです。
- 性病
- 呼吸器感染症
- 皮膚感染症
- 眼科感染症
- 婦人科系の感染症
- 歯の感染症
クラビリンの副作用
クラビリンを服用する上で、体質や服用状態により副作用を引き起こす可能性があります。
副作用とは、薬に含まれる成分が別の形として出てしまう症状のことで、これはクラビリンだけでなく、全ての医薬品にあるものです。
基本的には軽度なものほど発生率が高いですが、深刻に捉える必要はありません。
反対にしっかり成分が身体に効いている意味として捉えることもできるので、症状が長引いていたり、生活する上で副作用が辛くどうしようもない、そんな時は1度医療機関で相談してみましょう。
クラビリンの副作用は以下のようなものが挙げられます。
- 発疹による皮膚のかゆみ
- めまい
- 不眠症
- 頭痛
- 吐き気や嘔吐
- 腹痛や下痢
これらの軽度な副作用のほか、臨床試験ではまれに重大な副作用が起こることも確認されています。
これから紹介するような症状が出た場合には、服用を中断して医師に診察してもらいましょう。
- 呼吸困難などのアナフィラキシーショック
- 中毒性表皮壊死融解症
- 痙攣
- QT延長や心室頻拍
- 急性腎不全
クラビリンの注意点
クラビリンを服用する上で注意したいのが薬の飲み合わせです。
薬同士、相性が悪い飲み合わせがあり、これを併用禁忌や注意などとして製造会社が指定しているものがあり、これらを同時に服用してしまうことで、思わぬ副作用に悩まされる場合があります。
そういったことがないよう、クラビリンを服用する上での注意点などをまとめました。
クラビリンを服用してはいけない人
- 成分のレボフロキサシンにアレルギーがある方
- 妊娠中、または妊娠している可能性がある方
- 小児
クラビリンと一緒に服用してはいけない薬
- フェニル酢酸系の薬
- プロピオン酸系非ステロイド性消炎鎮痛薬
- アルミニウム、マグネシウムの含まれた薬
- マリン系抗凝固薬
- QT延長を引き起こす薬剤
クラビリンの値段・錠数
クラビリンには250mgのものと、500mgの用量が用意されています。
250mgであれば20錠1箱から販売されており、1,800円~、1錠当たり85円で購入することができます。
500mgは10錠入り1箱、1,800円~と金額に開きがないので、用量の大きい物を選択して、必要に応じて錠剤を半分にするなどで使うとお買い得です。
まとめ
日本ではまだクラビリンが承認されていないため、購入は通販サイトでしかすることができません。
レボフロキサシンを配合した医薬品は、通院することで処方してもらうことができますが、クラミジアや淋病などと言った性問題を打ち明けるのには、どうしても抵抗があったりします。
通院費や診察代がかさみ高額になってしまうことも考えると、通販サイトでジェネリックを選択することは非常にメリットが大きいため、通販を使ってクラビリンを購入してみてはいかがでしょう。