October 25, 2019

レボフロックス

クラミジアなどの性感染症に感染し、治療のため病院で処方される薬として最も多いとされる薬がクラビットと言われています。

レボフロックスはクラビットと同じ成分で作られてジェネリック薬です。成分が同じなので、効果も同等、価格もとても安価なため、とてもおすすめです。

このページではレボフロックスの特徴や効果、副作用、注意点などについて解説しています。性感染症は自覚症状が現れにくい場合があり、知らずに他人に移してしまう恐れがあるため早期の治療が必要です。

レボフロックス

レボフロックスの特徴

レボフロックスはインドのシプラ社が製造・販売しているクラビットのジェネリック薬です。
主にクラミジアや淋病などの性感染症の治療に使用されます。

性感染症以外にも以下のような多くの細菌を原因とした症状の治療に使用されます。

  • 急性細菌性副鼻腔炎、肺炎、急性気管支炎、尿路感染症、慢性前立腺炎、結核菌、炭疽菌、コレラ、赤痢菌、子宮頸管炎、手術の二次感染予防、アクネ菌などです。

錠剤で服用される以外にも注射や点滴薬、点眼薬としても利用される成分です。
成分が同じレボフロサキシンなのでクラビットと効果が同等かつ、価格もクラビットの1/4ととても安価なコスパの高い医薬品です。

レボフロックスを製造するシプラ社は、インドでも大手の製薬会社です。さまざまなジェネリック薬の開発で知られ、薬価の高額ながんやHIVの治療薬のジェネリックの開発では、アフリカなどの途上国にも安価で販売することを可能にしています。AGAやEDの治療薬のジェネリックも多く開発し、世界中で使用されています。

レボフロックスの効果・効能

レボフロックスはクラビットのジェネリック薬なので、クラビットと同じレボフロサキシンを主成分としています。

レボフロサキシンはニューキノロン系と呼ばれる種類に属し、強い抗菌力が特徴の抗生物質です。ペニシリン系など従来の抗生物質では作用しにくい、肺炎クラミジアや肺炎マイコプラズマなどの感染症にも有効とされています。
副作用が少なく、従来の抗生物質にアレルギー反応を示す方でも使用が可能です。

レボフロサキシンは細菌の増殖を抑え、殺菌することで感染症を改善させる効果があります。

細菌が体内で増殖する際に、細胞内のDNAを複製して増えていきます。レボフロサキシンはDNAの複製に関わる酵素のDNAジャイレースの働きを阻害します。
細菌のDNA複製に必要なDNAジャイレースと呼ばれる酵素は、DNAの連鎖を切断しねじれを取ることでDNAの複製を行います。
レボフロサキシンの成分は人の細胞の生体には影響を与えることは無く、有害な細菌の細胞に対してのみ選択的に毒性を示します。

服用方法は、1日1回なるべく決まった時間の服用が効果的で、成分の血中濃度を保つのに必要とされます。
クラミジアや淋病などの性感染症から様々な疾患に対応が可能です。体格や症状により、7~14日間服用を続けてください。250㎎の場合は2錠、500㎎の場合は1錠とします。
成人男性の1回の服用の推奨量は500㎎、1日の服用の最大量は500㎎とされます。

レボフロックスの副作用

レボフロックスは従来の抗生物質に比べ、副作用が抑えされています。
しかし効果に個人差があるため、副作用が現れることもあります。レボフロックスには以下の副作用が見られます。

主な副作用に

  • 吐き気
  • 下痢
  • 胃痛
  • めまい
  • 不眠
  • 悪心
  • 白血球減少
  • ALT値上昇(肝機能異常)

があります。

まれに現れる重篤な副作用として、

  • アナフィラキシー
  • 皮膚粘膜眼症候群
  • けいれん
  • 不整脈
  • 心室頻拍
  • QT延長
  • 腎臓障害
  • 肝機能障害

があります。

これらの症状が現れた場合にはすぐに服用を辞め、医師に相談してください。

アナフィラキシーはアレルギー症状の1種で、短時間に全身に症状が現れる特徴があります。
主に皮膚に発疹やただれ、炎症が起こり、その他粘膜、呼吸器、消化器に現れます。
症状によっては意識がなくなったり、ショックで心停止が起こる場合もあります。
食べ物や蜂刺されで現れることの多い症状ですが、薬剤でも現れることがあります。
心配な方は服用前にアレルギーをチェックすることをおすすします。

レボフロックスの注意点

以下の条件に当てはまる方は、レボフロックスの服用が出来ません。

  • キノロン系の抗生物質にアレルギーがある方
  • 腎機能障害がある方
  • てんかんになった事がある方
  • 心臓の疾患のある方
  • 糖尿病の患者
  • 筋無力症の方
  • 小児または高齢者の方
  • 妊婦、授乳中の女性の方

レボフロックスは併用を禁止されている医薬品はありませんが、併用に注意が必要な薬には以下のものがあります。

  • アルミニウム、マグネシウムを含む制酸剤や鉄剤
    レボフロックスの成分を吸収し、効果が得られなく可能性があります。
  • フェニル酸系、プロピオン酸系非ステロイド性の消炎鎮痛剤
    レボフロックスとの併用は、中枢神経に作用するためけいれんを起こす可能性があります。
  • 血栓塞栓症の治療に使うクマリン系抗凝固剤
    レボフロックスとの併用により、抗凝固作用が強く出てしまう可能性があります。
  • テラマニドなどのQT延長作用がある薬剤
    QT延長(不整脈など)を起こす可能性があります。

レボフロックスの値段・錠数

レボフロックスには成分量250㎎と500㎎の2種類があります。
レボフロックスは薄いピンク色の錠剤で、250㎎のものが丸型で500㎎のものが楕円形となります。
1箱10錠入りで、250㎎は20錠が1セットで1,800円(1錠あたり90円)、500㎎は10錠が1セットで1,800円(1錠あたり180円)となります。

レボフロックスまとめ

レボフロックスはクラビットと同じ成分のレボフロサキシンが配合されているため、同等の効果が得られる抗菌薬です。

レボフロックスは効果が高く、価格も非常に安価でコストパフォーマンスの高い薬です。
先発のクラビットと違い、国内では承認されていない薬のため、病院での処方はされていません。

購入する場合は海外の医薬品を扱う通販サイトを利用してください。国内で通販をするのと変わらない手順や方法で購入することができます。
性感染症は自覚症状の現れない場合があり、気が付かずにパートナーを感染させてしまうこともあるので、なるべく早い段階での治療を心掛けてください。

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